
院長コラム
ラ・クリニカは開院20周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。


ラ・クリニカは開院20周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。


フランソワ・ポンポン「シロクマ」1922年
クリニカ・ギャラリーの新人です
前回のコラムで日本の食卓には節操がない∈^0^∋と書きました。
日本は古来、すべてが神様でした。八百万神(やおよろずのかみ)というやつです。山の神、海の神はもちろん、時には病気にも感謝していたのです!!!すべてのものに神様が宿っていると考えていたのです。キリスト教だったらキリストだけなのですが無数の神様がいたのです。節操がないですよね(^◇^)ですから新しい宗教が入ってきても、神様が一つ増えるだけなので、宗教戦争なんてことはなかったのです。
宗教でも料理でも、どんなものが入ってきてもそれを自分たちなりにアレンジしてしまう、そんな節操がない国に生まれて幸せです。
すべてのものに感謝して生きる、素敵なことだと思います。病気に感謝するというのは!?ですが、優しさや思いやり・・・病気になって初めて見えて来るものもあるはずです。今日も食卓にはたくさんの「神様」が並びます!?夏の神様も近づいてきます。

フランソワ・ポンポン「シロクマ」1922年
クリニカ・ギャラリーの新人です

『節操がないのが大好き!?』と書くと『まぁ破廉恥な!』と思われるかもしれませんが、そちらのお話ではありません(そちらってどちら?)。日本の食卓のお話です。皆さんの食卓に並ぶ料理のことです。白いご飯など和食はもちろんですが、中華、焼き肉、イタリア、フランス、インド・・・日本の食卓ってホントに節操がないですよね!(^^)!こんなに節操がない食習慣って、世界中でも他には見当たりません。
和食という文化がありながら、さらにあちこち浮気をする!地震・台風・・・災害が山盛りですが、そんな国に生まれて幸せだと思います。
ではなぜこんなに節操がない食卓になってしまったのでしょうか?そこに日本のいいところ、歴史があるのです。どこか?それはまた今度。さて今夜はどこの国を味わおうかなぁ?
静岡グルメ 角屋(かどや)
お母さんと息子さん夫婦が営む、串焼き、フライ、おでんなどのちょっとしたB級グルメです。日曜の夕方5時には満席になります!常磐公園の裏にあるので町中から少し歩きますが、お勧めの一軒です。




東北の冬は・・・雪解けは・・・
写真:小島一郎
もう6年 まだ6年 あれから6年という月日が過ぎました。6年前のコラムで、決して短くはない時間になるだろうが、日本の実力が試される時が来ている、と書きました。
この6年間はどうだったのでしょうか?日本の、そして日本人の実力はいかがなものだったのでしょうか。

東北の冬は・・・雪解けは・・・
写真:小島一郎
今回は少し医者っぽいことを書きます!それは「熱」です。今はインフルエンザのピークですし、風邪などで熱発する方も多いと思います。熱があるとだるいし、嫌ですよね。でも大抵の場合、解熱剤などで熱を下げるのは好ましくないのです。
そもそもどうして熱が出るのか?それはウイルスや細菌を退治するために出るのです。簡単に言えば熱湯消毒のようなものなのです。それを無理やり下げちゃったら、その時だけは楽になるかもしれませんが、治るのに時間がかかり長引いてしまいます。また、もともと持っている抵抗力も落ちて、病気になりやすくなります。
ではどうしたら良いか?意識が朦朧とするような高熱以外は、水分を十分にとってお布団の中でたくさん汗をかくことです。熱があって汗だくで寝ているのは辛いですよね。でもそんな時、いま自分は自分の体と抵抗力を鍛えているのだと思って頑張ってください。
なーんて偉そうなことを書いちゃいましたが・・・医者や看護婦さんは、自分にはすぐにお薬を使っちゃいます!自分に熱や痛みがあっても患者さんの病気やケガは待ってはくれない、ということもありますが・・・なぜか、医者、看護師は普通の方よりも痛みや熱に弱いことが多いのです(特に僕?)!(^^)!
過日、ある患者さんと診察室でお話をしました。その患者さんの御主人は重い病気と長い間闘ってきました。しかし医学の力が及びませんでした。 その患者さんが帰られた後、僕は中学生の時に読んだ『手巾』(芥川龍之介の短編小説)を思い出しました。そして「感情」を抑えるという意味での「理性」が僕にはまだまだ足りないと反省しました。未だ未熟な医学に臍を噛む思いも押さえられませんでした。 いく人・くる人、人類の永遠の営みなのですが・・・ 喜びや悲しみを乗せて時間は流れ・・・年はゆき年はくるのですね
2017年1月19日 追記 手巾(ハンケチ)について
患者さん達から「本屋さんにもなかった」と言われました。息子を亡くした母親がその死を報告する描写なのですが・・・あらすじを書くのも僕は下手だし・・・さてどうしよう?と困っていました。
そうしたら、ある患者さんが「ネットで読めましたよ」と教えてくれたので検索したら、全文が出てきました!(^^)!便利な世の中ですね?! そして僕も久しぶりに読み直しました。
本の表紙をクリックすれば手巾(ハンケチ)が読めます。特に読んでもらいたいのは「先生は、本を置いて、今し方小間使が持つて来た、小さな名刺を一瞥した。」というところからです。