
院長コラム
ラ・クリニカは開院20周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。


ラ・クリニカは開院20周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。

子供に贈るクリスマスプレゼントを考えている方も多いと思います。クリスマスプレゼントも素敵なのですが、子供に贈るべきものは何でしょうか?
前回のコラムで、学問とは好奇心の表れだと書きました。やさしさなどももちろん大切ですが、子供に好奇心を与えることも大事だと思います。「なぜ空は青いの?」、「なぜタマゴは目玉焼きにすると固くなるの?」などと子供に問いかけることも大事なプレゼントだと思います。
子供の頃、弟と一緒に母に質問しました、「今年のクリスマス・プレゼントは何?」母は答えました、「愛情」・・・僕と弟はひっくり返って絶望の淵に沈みました(>_<)

先日、図書館の児童書コーナーで懐かしい本を読みました。皆さんも本屋さんで・・・立ち読みして下さい(∩.∩)
食欲の秋には関係ない!何て言わないで読んでください。今回は学問についてです。授業はサボってばかり、試験はいつもギリギリだった僕が学問とは・・・な~んて書いちゃいます(^^ゞ
学問とは?と聞くと、何かとても難しいものと思われる方が多いと思います。でもそんな難しいものばかりではないのです。
学問とは好奇心の表現、表れだと思います。どうなっているのだろ?何なのかしら?という好奇心の欲求を満たすために、小さなことでも何かをしたり、考えたら、その行為だけで立派な学問なのだと考えます。
言い換えれば、学問は好奇心を満たすための行為なのです。したがって、それが役に立つかどうかなんて関係ありません。例えば日本人がニュートリノを発見してノーベル賞を受賞しました。この発見は、宇宙の誕生をさぐるためには大きな発見です。しかし、この発見で幸せになった人も、豊かになった人もいません。
さらに、学問には1番も2番もありません。しいて言えば、最初に発見した人が1番で、他は全員2番なのです。もちろん1番になろうと思って研究をしたわけではなく、結果として1番になったのです。「2番じゃダメなのですか?」と言った国会議員がいますが、学問というものを全く分かっていませんね(-_-#)
好奇心は年齢とともに減って来ます。好奇心を持つことは心を若くします。小さくても好奇心を持って、学問をしてみてはいかがですか?

先日、図書館の児童書コーナーで懐かしい本を読みました。皆さんも本屋さんで・・・立ち読みして下さい(∩.∩)

かふくはあざなえるなわのごとし
あっという間に残暑も終わり、秋風がマスコミの「夏の平和ブーム」を消し去ってきたようです。
さて、いま、このコラムを読んでいるあなたは禍(か:不幸せ)の中にいますか、それとも幸福の中にいますか?禍福は糾える縄の如し、という言葉があります。
もし病気や失恋などで今はつらい状況にあっても次に来るのは福です。生きていれば幸福と不幸は交代にやってくるものです。不幸ばかりの人生、幸福ばかりの人生なんてないのです。幸福と不幸の紐(ひも)が1本の縄(なわ)のように寄り合わされて人生になっているのだと思います。長い縄はたまには結び目になったり、他の縄と絡んだりすることもあります。でもその中でも1本1本の縄は幸福と不幸を繰り返してゆくのだと思います。たとえ今が禍でも次に来るのは福ですよ。

かふくはあざなえるなわのごとし

患者さんの治療が終わったら、那須岳が朝焼けしていました。
先日、90才を超えた近所のおじいちゃんとお話をしました。その方は戦後、静岡の朝霧高原の開拓に入った8人の一人だったそうで、今も元気なのは3人だけだそうです。
その方の話を聞いていて、那須(※)とチリを思い出しました。那須というと別荘地、と思われる方が多いと思いますが、標高の高い寒い土地は開拓された土地なのです。チリも南米に渡った日系人が最後に行き着いた開拓の地なのです。
チリの日系人や、那須の病院に来た患者さんから当時の話を聞きました。開拓者だったその方達が異口同音におっしゃったのは、「夜明け前から夜中まで、毎日、働いて、働いて、そしてまた働いていた」ということです。「開拓」というとなぜか少しかっこいいのですが、実際はとても大変なのです。
マスコミが過労死を声高に叫んでいます。過労死はよくありませんが、最近の日本は少し贅沢になっているような気がしますが・・・恵まれた時代に生まれたことは確かなようです。
※ 2007年のコラムに書いたように、那須の病院に静岡から毎週行っていました。

患者さんの治療が終わったら、那須岳が朝焼けしていました。
美容外科には全く関係ないのですが、「検診は受けていますか?」と僕は患者さんによく聞きます。そんなやりとりをしていると乳癌検診は婦人科で受けると思っている方が多いのに驚きます。理由を聞いて行くと2つの原因が分かってきました。
一つは乳癌が女性特有の病気だと思っている方が多い、ということです。しかし男性だって乳癌になることがあるんですよ。小さいけれど、男性にも乳腺がありますから、男性だって乳癌になるのです。
もう一つは、静岡市から送られて来る検診の案内です。案内に婦人科の病院が載っているのです!多分、外科だけでは診きれないからそうしているのだろうと思いますが、婦人科医が乳癌を本格的に勉強する機会はめったにありません。実際、総合病院で乳癌はすべて外科が診ます。
今日も悲しいニュースが流れました。人一倍病気が嫌いな僕は、病気なんて無くなっちゃえばいいのに、と今日も思いました。