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人はつらいことが続いてもだんだん慣れてきます。傷の痛みですらも慣れてくるように人のカラダは出来ています(※1)。だからつらいこと、痛いことがあっても生きていけるのです。
でも決して慣れてはいけないこともあります。
毎日テレビから戦争の映像が流れてきます。新型コロナのニュースも流れてきます。最初衝撃的だったニュースが、あなたの中で『当たり前の光景』になっていませんか?
しかし、残酷で悲しい戦争は以前として続いていますし、新型コロナ禍だって過ぎ去ったわけでもありません。戦争も新型コロナも多くの命を奪う恐ろしいものです。でもそれらに慣れたり、ましてや忘れてしまうことはもっと恐ろしいことです。
忘れてしまえば、人間は歴史から学ぶことがなくなり、また同じ過ちを繰り返し、さらに多くの犠牲者を出すからです。
『恐怖』は決して心地よいものではありません。でも最初にニュースを見た時にあなたの中に湧き上がってきた恐怖心を忘れないでください。
※1:人間は大けがをした時、脳から、麻薬の何十倍も強い鎮痛ホルモンを出します!
サラエボのオリンピックホール、今は愛する人が眠っています
僕が小学校の時のことです。参観日で教室の後ろにはお母さん達が立って授業を見ていました。授業で先生が「戦争に賛成な人はいますか?」とみんなに聞きました。先生は誰も手を上げないと思って質問したのでしょう。
でも僕だけが「は〜い」と元気よく手を上げちゃったのです。「戦争に賛成する子がいるなんて!?」というざわめきが起こり、先生はタジタジ、僕の母は顔から火が出そうだったそうです。
でも僕は、本当に戦争に賛成だったから「賛成」と言ったわけではありません。戦争がいけないということは『言葉や理屈では』99.9%分かっていました。でも残りの0.1%が納得出来ていなかったのです。戦争はいけないんだということを100.0%納得したかったのです。
「・・・でも日本は朝鮮戦争のおかげで発展したでしょ?」などど僕は発言して、授業参観をメチャクチャにしてしまいました。
振り返って考えてみると、なぜ僕が戦争に100.0%反対出来なかったのか。
子供の僕は人を愛するということ、そして愛する人を失う、ということをまだ理解していなかったからだと思います。今は違います。
オリンピックと戦争・・・ユーゴスラビアのサラエボを思い出します・・・
サラエボのオリンピックホール、今は愛する人が眠っています
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