院長コラム
ラ・クリニカは開院18周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
ラ・クリニカは開院18周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
髭をはやした男性は危険だから近づかない方がいい・・・という話ではありません。
この時期にひげというとサンタクロースを思い浮かべる方が多いと思いますが、今回書く『ひげ』は『女性のひげです』!?
女性にひげは無縁だと思われる方が多いと思います。しかし多くの女性は40才ぐらいから女性ホルモンが減少して、男性ホルモンが相対的に多くなります(女性にも男性ホルモンはあるんですよ)。そして特に口周囲の毛が濃くなってきます。ところがほとんどの方は(男性もそうですが)40才ぐらいから老眼になってきます。その結果、シミやシワは見えても自分のひげに気がつかないことが多いのです。
さらに困ったことに、女性のひげは意外と目立つのです。なぜかというと、女性は肌が白く、またファンデーションはシミやくすみをある程度隠してくれますが『毛』は隠してくれないからです。
ひげは男性のものというイメージがありますから、どんなにキレイにお化粧をしても、ひげが目立つと女性らしさが損なわれてしまうのです。まさに『画竜点睛を欠く』になってしまうのです。
ですからお肌の治療をされた患者さんに「もっとキレイになるにはどんな治療がいいですか?」と聞かれることが多いのですが、その時に「ひげ脱毛(正式には口周囲脱毛)」と僕が答えると「え”?ひげですか?!?!?!?」と言う方がほとんどです。しかし鏡を見せると皆さん「うわぁ?!ほんとだぁ、ショック?!!!」とビックリされます。皆さんも一度、鏡でよ?くチェックてください。
いくら何でも女性のひげがサンタクロースのようになることはありませんが・・・これはチリのサンタクロースです。南半球のクリスマスは真夏ですから、サンタの衣装は拷問のように暑いのです。ですからこのサンタさんも帽子を脱いで水分補給中です(∩.∩)
今回は少しは医者らしいことを書きます(^^ゞ
「不潔のすすめ」と言うと、「えっ、不潔に!?」と思う方が多いと思います。でも「汚くしましょう」という意味ではなくて、清潔にし過ぎにないように気をつけましょうという意味です。実際には大人も子供も清潔にし過ぎている方が多いということです。
まず今回は大人の場合を書きます。シミやシワ、ニキビなど肌治療の診察の再、肌の状態や毎日のお手入れをどうしているかを患者さんに聞きます。そうすると顔だけではなく身体もきれいにし過ぎている、つまり洗いすぎて自分でひどくしている場合が非常に多いのです。頭のてっぺんから足先まで毎日石鹸を使ってゴシゴシ洗っている方が多いんです。
でもそんなに洗わなくてもいい、いえむしろそんなに洗ってはいけないのです。お肌の表面は、皮脂や細菌が混ざったものが膜を作って皮膚を守ってくれているのですが、石鹸やクレンジングはこれを壊してしまうのです。その結果、乾燥肌やニキビやシワ、さらにはシミを濃くしたり、肌荒れ、乾燥性湿疹を引き起こしてしまうのです。
冬は汗もそんなにかきませんから、脇やお尻などは毎日『軽く』石鹸で洗った方が良いのですが、それも手で泡立てた石鹸で軽く洗えば十分です。その他の顔や身体はは2日に1回で十分なんです。洗わない日は入浴剤でも入れて、ゆっくり暖まるだけで十分なのです。
「それじゃぁやっぱり不潔なのでは?」と思われるかもしれません。でも、もともと人の身体には分かっているだけでもなんと1000種類以上の細菌が住み着いていて、その数は600兆とも700兆とも言われているんですよ(@_@;)
でもこの膨大な数の細菌と人体がバランスをとって肌や健康を保っているのです。このバランスを崩してはいけないのです。
洗髪も同じです。女性の頭皮は男性より皮脂が少なく、また髪が長くて傷みやすいのでシャンプーは1日おきで十分です。シャンプーを使わない日はお湯で洗うだけで十分です。
前回のコラムで『くろ麦』さんのことを書いていたら、自分が行きたくなってしまい(^^ゞ昨日行ってきました。もちろんそば湯割りも飲みましたので、続編としてそば湯割りの作り方を書き足します。
ちなみに僕はらんびきのボトルを置いてもらっていますが、少量でも注文できます。
美容外科のコラムに焼酎の飲み方を書くなんて、この医者はいったい何を考えているんだろう(?_?)と思われるかもしれません(^_^;)。
でもお蕎麦はご飯よりも血糖値の低下が緩やかなのでダイエットにもいいですし、そば湯割りで身体を温めて代謝を上げることはお肌にもとても良いんですよ(自分が飲みたいだけで、ちょっとこじつけに聞こえるかもしれませんが?)次回はもう少し医者っぽいことを書くと思いますので許して下さい<m(__)m>
長かった夏も終わり、いよいよ食欲の秋がやってきました(^O^)/
でもクリニカに食欲の秋はやってきません(?_?)なぜかというと・・・クリニカは『食欲の四季』だからです!(^^)!つまり一年中食欲の季節なんです(^_^;)
以前のコラムにも書きましたがクリニカではお昼にご飯を炊いています。でもご飯だけではなくたいていはデザートも付きます。普通に考えると、これだけ食べたらブクブク太ってしまうのですが、クリニカのスタッフは太りません!?これは代謝がいいからです。
これも以前のコラムに書いたのですが、夏やせした方やダイエットに失敗した方は代謝が落ちていますから、食べた分だけ太ります。ではどうしたらいいかというと、タンパク質中心の食事を心がけてください。炭水化物、タンパク質、脂肪を三大栄養素といいますが、タンパク質が熱に一番なりやすいのです。ですから冷え性の方などもタンパク質中心の食事を心がけるといいんですよ。
栄養学的には、三食ちゃんと食べているならば、1回に食べるご飯は小さいおにぎり1個分で十分だそうです。これはおかずにも炭水化物が入っているからです。つまりご飯を控えめにして、おかずをたくさん食べるといいのです。
ちなみに今流行っている、炭水化物ゼロのダイエットは身体に良くないことがアメリカでの研究で判明していますから絶対にしないで下さいね。
さて今回は今年初めのコラムに書きましたように、静岡グルメ、僕のオススメのお店を紹介します。初回はお蕎麦の『くろ麦』さんです。
『くろ麦』さんのお蕎麦はもちろん美味しくて、特に今は新そばが出てきたので最高です。でもお蕎麦から食べてはいけません!?鴨焼きや卵焼きやぬたなど美味しいメニューがたくさんあるからです。ですからまずはこれをつまみにビールでも飲んで下さい(小瓶で十分!?)。そして一番最後にお蕎麦を食べて下さい。
そしてこれこそが僕の一番のお勧めなのですが、焼酎のそば湯割りを飲んで下さい。あまり聞いたことがない飲み方だと思いますが、そば湯に「らんびき」という焼酎を少し入れて飲みます。『くろ麦』さんは必ずそば湯を出してくれるのですが、これにらんびきがとても合うのです。
これにさらにそばつゆを少し入れると・・・もう酔わずにはいられなくなります。ものすごく暖まります\(^O^)/
ご家族でされているお店で、お客さんへの気配り、お皿の置き方などもとても気持ちの良いお店です。御主人は東京の青山のくろ麦で修行された方ですから、味は関東風だと思います(すいません、味音痴で^_^;)
このように、『くろ麦』さんはおそば屋さんなのですがフルコースで楽しんでもらいたいのです。でも卵焼きなども大きいので女性ならば少なくとも2人以上で行かれた方がいいと思います。
花火が上がり、そしてお盆とオリンピックが終わりました。お盆とオリンピックに共通するもの、それはきれいな花火だけではありません。どちらも不条理、つまり道理や理屈に合わないというものを含んでいます。
優しく心の広い人で、まだまだやりたいこともたくさんあっただろうに。なのに送り火を焚いて、お盆の終わりを告げる花火とともに送らなければならないなんて到底納得出来ません。不条理ですよね。
4年もの長い間、楽しいことも我慢して、他のどの選手よりも練習して、誰よりも勝ちたい気持ちが強かったのに負けてしまう。これも不条理ですよね。
人は生きていれば、悪いことをしたわけでもないのに、悲しい思い、辛い思いをすることが少なくありません。言ってみれば人生は不条理に満ちあふれているのだと思います。でも「理屈に合わない、不条理だ。納得が行かない」なんて文句を言ったって時間は巻き戻せません。悲しい思い、辛い思いも生きているからこそ『味わえる』のだと思います。
去年のお盆から1年、北京オリンピックから4年。またこれだけ生きさせてもらったことに感謝です。来年も4年後もこの花火を見るまで、誰にも色々なことが必ずあります。でもせっかくもらった命を大切に(^O^)/
先日僕が住んでいるマンションの下で、まだピカピカのランドセルを背負った小学生が、元気に「こんにちは~」と言って僕を追い越して行きました。僕も負けないぐらい大きい声で「こんにちは~」と言いました。空は重い梅雨空でしたかちょっと爽やかな気持になりました。
日本語にはたくさんの挨拶があり、どれも素晴らしいものだと思います。でも最近は挨拶やお礼をしない、出来ない子供が増えているそうです。また僕もそう感じます。
それでもまだ静岡はましで、東京などはひどいそうです。原因は、やはり親のしつけだと思います。教育には、学業を重んじたりスポーツを重んじたり、その家ごとに異なった方針があると思います。でもしつけは教育の基礎で日本の家庭すべてに共通するものだと思います。いくら偏差値の高い学校に入ったり、スポーツでいい成績を残しても「こんにちは」や「ありがとうございます」が言えないようではいけないと思います。
「おはようございます」に始まって「おやすみなさい」まで、「あけましておめでとう」から「良いお年を」まで、皆さんもちゃんと挨拶をしていますか?大きな声で挨拶をすると、気分を爽快にする物質が脳内で分泌されることは医学的にも証明されているんですよ!だから梅雨の重苦しい天気が続いている時、気持が落ち込んでいる時こそ大きな声で挨拶をするといいですよ(^O^)/
ところでチリでは男性と女性が挨拶をする時は必ず頬にチュっとキスをします!(^^)!
ですから朝、病院に行くとまず医局で事務の女性達と、それから検査室や病棟で看護婦さん達と、さらにオペ室で看護婦さんや女医さんとブエノ・ディア(おはよう)と挨拶のキスをしなければなりません。オペが終わったら今度はその逆の順番にアスタ・マニャーナ(また明日)とキスをしながらの挨拶です。毎日何十回キスをしていたのか・・・(^^ゞ
こんなことを日本でしたらすぐにセクハラで訴えられそうですが(◎-◎;)、日本語の挨拶はたくんしましょうね(^O^)/
おまけ:前回のコラムで竹内まりあさんの「いのちの歌」を紹介しましたが、絵をクリックすると曲が聴けます(著作権の関係でいつまで聞けるか分かりませんが^_^;)。一度聞いてみてください。
僕が医者になってから外科と美容外科で(産婦人科や整形外科の手術を手伝ったこともありますが(^^ゞ)いったいどれぐらいの数の手術をしてきたのか(?_?)自分でも想像がつきません。チリにいた2年間に腹腔鏡下の手術を多くしましたがそれだけでも2千以上はあったので、小さい手術まで含めるともう全く想像がつきません。でもそんな多くの手術の中でも忘れられない手術がいくつもあります。
その一つは外科の時に執刀した直腸癌の手術です。手術としては今までにしてきた中でも特に会心の手術だったと思います。いつものことですが一心不乱に手術をして、手術が終了し「ありがとうございました」と僕が言った時に、時間は忘れましたが、直接介助の看護婦さん(※注1)に「手術時間◎時間◎分、出血量17㏄、お疲れ様でした」と言われて我に返ったことしか覚えていません。それぐらい集中出来ていました。
手術時間も出血量も会心の結果でした。術後の病理検査(※注2)でも癌は完全に取れていてリンパ節転移なども全くなく、月に1回ぐらい外来に来てもらうだけで、抗癌剤などの追加治療も必要ありませんでした。その患者さんは小柄で可愛い感じの気さくなご婦人でした。癌についてもうほとんど心配がなかったので、外来で診察する時も、世間話の方が多いぐらいでした。
それから数ヶ月たったある日、外来にその患者さんと僕の外来で仲良くなった別の患者さんが血相を変えて飛び込んできました。そして「◎◎さんが亡くなりました」と僕に言うなり泣き崩れました。手術は完璧だったはずなのにいったい何が!?と僕はその言葉を理解することが出来ず、頭の中が真っ白になりました。死因はもちろん癌ではなく、脳卒中だったそうです。
癌に対しては完璧な治療をしたつもりだったのに、その患者さんに人生を全うさせてあげられなかったのです。
その時僕の頭に浮かんだのは、ある天才外科医の漫画の中のセリフでした。恩師を助けられず、悲嘆に暮れる天才外科医の心の中でその恩師がこう言いました。「医者が人の命をどうのこうの出来るなんておこがましい」。その時の悲しさ、悔しさ、空しさは今も忘れられません。人の命って何だろう・・・医者が出来ることって何だろう・・・そんなことを考えながら病院の中を走り回っていました。
※ 注1:手術中に医者にメスなどの器械を手渡す看護婦さんです。
※ 注2:癌の手術では癌の近くのリンパ節なども全部取って、それを病理の医師が顕微鏡で見て、取り残しがないか、転移がないかなどを調べて術後の追加治療を決めるんですよ。
僕がまだ駆け出しの外科医の頃です。その看護婦さんはとてもベテランでしたが、とても小柄で小顔でした。ですからナースキャップを着けると、まるで頭に羽が生えていて空を飛べるんじゃないかと思えるぐらい、それぐらいナースキャップが大きく見えました。その病院はまるで野戦病院のように忙しく、僕もたくさんの患者さんを抱えていて毎日病院の中を走り回って、家にもほとんど帰れないぐらいでした。もちろん重病の患者さんがほとんどでした。
そんな忙しい中、一人の患者さんが入院しました。その患者さんは癌でしたがさほど進行しておらず、術前検査にも全く異常はなく、通常の手術をすれば命に関わることはまずないと考えられる患者さんでした。ですから僕も特に心配はしていませんでした。でもある日の病棟回診の時、その看護婦さんが僕を見上げながら(僕は背が高くはないのですが)こう言いました。「先生、わたしゃ准看だし(※注)、先生みたいに勉強もしていないから検査結果を見ても正常か異常かわからない。でもね、あの患者さんには注意した方がいいよ。何かいやな感じがする。」
その患者さんは確かに癌でしたが通常の術前検査には全く異常はありませんでした。でも僕はその看護婦さんの言葉が頭から離れず、検査データをすべて洗い直しました。しかし全く以上はありませんでした。そこで患者さんには「念のため」と言って癌の手術には全く関係ない検査をしました。その結果・・・手術自体には全く支障はありませんが、術後それが発症したら大変なことにもなりかねない病気が見つかりました。そしてその専門の医師と連携を取りながら手術をして、術後も問題なく退院されました。
僕がこのエピソードで言いたいのは、学校で習うことなんて人生の中ではごくごく一部にしか過ぎない、学歴や肩書きなんて「屁(へ)にもならないようなもの」だと(下品ですいませんm(__)m)いうことです。その看護婦さんが看護学校に通ったのはせいぜい2年ぐらいでしょう。でも看護師になってから何十年もずっと患者さんを見つめ続けてきたからこそ検査では分からないような異常を感じ取ることが出来たのでしょう。
4月になりました。看護婦さんや医者だけではなく、新しく社会人になった方も多いと思います。社会人になって「おまえも一人前になったなぁ」なんて言われるかもしれませんが、一人前になるのはまだまだ何十年も先です。これからの人生で学ばなくてはならないことは学校で習ったことの何百倍、いや何万倍もあります。と言う僕ももちろんまだまだ半人前です。
余談ですが、その看護婦さんは、東北のどこの方言か分かりませんが、自分のことを「わたしゃね」とか「あたしゃね」と言っていました∈^0^∋
※注:看護婦さんにも准看護師、正看護師、助産師、保健師など色々あるんですよ。
痛いことが好きなんて人はそうそういませんよね。僕も予防接種や歯医者さんなどで痛みに弱いということに関しては誰にも負けない自信があります(^^ゞ
大学を出て外科に入局して半年後から、麻酔科で麻酔の研修をし、麻酔の手技を身につけました。麻酔は麻酔科の医者に任せれば、と思うかもしれません。しかし東京は静岡と違って麻酔科医がいない中規模の病院が多いのです。そのような病院で外科医は自分で麻酔をかけて手術をしたり、整形外科など他の科の麻酔をかけることも多いのです。
麻酔の大きな目的は痛みを和らげることです。ですから麻酔科の部長にまず言われたのは、「痛みについて勉強しなさい」ということでした。そこで医学書はもちろんですが、痛みに関する論文を読みあさりました。その中にこんなことが書いてある生理学の論文がありました。その論文によれば痛みの95%は精神的なものである。神経が痛みとして感じているのは痛みの5%、つまり20分の1だけだということでした。例えば手を切ってケガをして「痛い!」と感じても本当の痛みはその20分の1でその痛みの95%は傷を見たことによる精神的なものだということです!?!?!?もう一つわかりやすい例を挙げれは、背中など見えないところの20㎝の傷の痛みは、手などの目に見える1㎝の傷の痛みと同じだというのです!?いくら背中でも20㎝も切られたら相当痛いだろうからこの論文は???だなと思っていました。
それから数年後、池袋で通り魔事件がありました。犯人が鋭い包丁ですれ違いざまに通行人を斬りつけたのです。その時すれ違いざまに背中を30㎝近くも切られた方がいました。その被害者の方のテレビインビューを聞いて僕はビックリしました。さぞかし痛かっただろうと思っていたのですが「少しヒリヒリした感じで、切られたなんて全く思いませんでした」とインタビューに答えていました!その時僕は初めてその論文が正しかったんだと思いました。それから、痛みに弱い僕は、注射などの時には必ず「本当の痛みはこの20分の1だけなんだ」と自分に言い聞かせています(^_^;)
でも痛みには心の痛みもあります。ただ、心の傷はその大きさも、また痛みの大きさも目には見えません。ですから心の傷、心の痛みには身体の傷以上に気を配り、思いを馳せなければならないと思います。
明日で1年、まだ1年です。東北は静岡から近くはありません。でもそんな遠くにある数え切れないぐらいの心の傷、心の痛みに思いを馳せることを忘れてはいけないと思います。
色々な写真や映像がマスコミから流れました。もちろんすべてが目に焼き付くものでした。
でも僕はこの写真を見た時だけは、久しぶりに目を閉じてしまいました。
昨年のコラムでまだ1ヶ月と書きましたが、まだ1年です。私達もまだまだ頑張らなくてはならないことも忘れてはいけないと思います。
★★★今なら食べてもやせる夢のダイエットサプリがなんと100%引き★★★!?
なんていうお話ではありません<m(__)m>
クリニカでは先週あたりから、なぜか院内ダイエットキャンペーン?が始まっているようです!!!何を突然思い立ったのか僕には全く理解出来ないのですがスタッフのほとんどがダイエットを始めたそうです(?_?)僕から見ると、ご飯やスイーツも今までと全く同じだと思えますが・・・毎朝、患者さん用の体重計に乗っているスタッフもいるそうです!!!
以前のコラムに書きましたが、食事を減らすだけのダイエットは、医学的に考えて、必ず失敗し、しかもかえって太りやすい体質になったりでいいことがひとつも無いことはスタッフも知っています。ですからそのようなことはしていないのですが、とにかく「ダイエットキャンペーン中」なのだそうです???
でも、体重なんてサバを読めばいいんです(^O^)/
以前のコラムで「歳なんてサバを読めばいいんです」と書きましたが
体重だってサバを読めばいいんです(^O^)/
だって体重が49㎏ならきれいで、50㎏以上はそうではないなんてことはあり得ませんし、女性を体重計に乗せて彼女や結婚相手を決める男なんていませんよね(いたらキモイですね^_^;)。僕の母だって若い頃は、体重計に乗りながらカーテンをつかんでいました(◎-◎;)まぁ僕の母はさておき、ダイエットでお肌が荒れたり、ましてや身体をこわすなんて女性としては失格だと思います。
クリニカでは診察の時、たとえホクロを取るだけの患者さんでも、健康診断をちゃんと受けているかチェックします。だっていくらきれいになっても病気になったら元も子もありませんものね。年が明けたと思ったらもう2月です!皆さんも今年一年、健康第一を忘れないでくださいね(^O^)/
女性は時々『なぜか』ダイエットをしたくなるようですが、そんなキャンペーンを断固粉砕すべく、今日も僕はこんな爆弾を静岡駅で買ってきました(^^ゞ甘栗は日本中どこでも売っていますが、やっぱりこれが一番ですね\(^O^)/
美容外科に来ればどんな美味しいものをどんなにたくさん食べても大丈夫な身体になりますよ!?なんて夢のようなお話ではありません(^^ゞ
このコラムで、『よい食事』が出来るお店を時々紹介しようと思い立ちました。美容外科のコラムで何でお店紹介?と思われる方も多いと思いますがきっかけは例の「食べログ」事件、クチコミサイトに偽の投稿をしていた事件です。僕にしてみれば何で今頃(?_?)そんなのずっと前からでしょって感じです。
以前のコラムで紹介したラーメンやさん(「すがい」、当時は焼き鳥が本業でした)から、「毎月お金を払えば食べログや2ちゃんねるなどの口コミサイトにお店の評判をよくする投稿や他店の悪口を書き込みますよと言う業者が来て、断ったら嫌がらせかどうか分からないけど、食べログだけではなく色んなサイトに、「ラーメンを注文してから1時間待たされた」とかあり得ないような悪口を書かれて頭に来るやら情けないやらでした(Q_Q)↓」と聞いていたからです。
美容外科でも同じようなことがあります。クリニカにも、「毎月お金を払えば美容外科の口コミサイトや2ちゃんねるなどの口コミサイトに良い口コミや他院の悪口を投稿しますよ」という業者が来たことがあります。もちろんそんなことをするのはインチキですから追い返しましたが、その頃からかすがいさんと同様に・・・ (>_<)すがいさんのような気持にはなりたくないので僕はそんなサイトを見ません。患者さんが教えてくれるのですが、患者さんから書き込みの内容を聞くと前述のラーメン屋さんではありませんが、頭に来るやら情けないやらという気持になります。ブログも流行っているようですが、業者などから手数料をもらって書いている「やらせ」ブログも結構あるそうです(>_<)噂というものはとても恐いものです。身近なところでは原発事故による静岡茶の風評被害。歴史を見ると中世ヨーロッパの魔女狩りや日本でも関東大震災の時の虐殺など洋の東西を問わず噂がもとで人の命が奪われたことも少なくありません。まだ情報が少なかった昔はもちろん、情報があふれている現代ではなおさら噂に踊らされることがあってはいけません。いつでも真と虚を見分ける目を持っていてくださいね(^O^)/
っというわけで、僕が実際に何回も通ってこのお店は本当にお勧めだと思えるお店をたまにですが(素晴らしいお店はそう多くはありませんから)紹介していこうと思います。ただ味の好みは人それぞれですから美味しいだけのお店は紹介しません。『よい食事』が出来るお店を時々紹介出来ればと思います。ただし僕は甘いものが苦手なのでスウィーツ系は紹介出来ないと思います<m(__)m>
焼き鳥すがいのお刺身ですー左から砂肝・白レバー・剥き身(焼き鳥も生で食べられる新鮮な材料を使っていたのです!)
すがいさんはそんな裏の手口を使われる世界に疲れて今は音羽町でラーメンだけやっています。
すがいさんは軍鶏の飼育からすべて自分でやっていましたからその焼き鳥はもちろんタマゴも本当に美味しくて、あのミシュランに載っている銀座の有名な焼き鳥屋さんよりもずっと美味しかったんですよ∈^0^∋
すがいさんがまた焼き鳥を始めたら報告しますね(^O^)/
おまけ:すがいさんに教えてもらったタマゴの話しです。
スーパーなどには大きいタマゴや小さいのが並べてありますが、大きいタマゴは年をとった鶏の卵なので絶対に小さい方が栄養豊富だそうです。また●●●卵など高価な卵も売られていますが、『平飼い』と書かれていないものはニワトリにビタミンなどを飲ませただけのものだそうです。さらに、黄身の色を濃くするのはとても簡単で、黄身の色を濃くしただけで高い値段をつけているものも多いそうです。これは『噂』ではなく『本当』です。