医学の進歩は・・・嬉し悲し?
ラ・クリニカは開院19周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
ラ・クリニカは開院19周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
暑い暑いと思っていたら、もうノーベル賞の季節になってしまいました。今年も日本人がノーベル医学生理学賞を受賞しました。そしてその研究をもとに多くの方が助かる薬や治療法が開発されることになると思います。
さて、もし医学がうーんと進歩して、どんな病気でも治せる『夢の万能薬』が出来たら皆さんはどう思われますか?病気で命を落とすことがなくなるのですから、ほとんどの方は良かったと喜び、嬉しさ100%だと思います。
でも新しい薬や治療が開発されて発表されるたびに僕は嬉しい半面、少し切ない思いもしてしまうのですのです。どうして(?_?)と思いますよね。
そんな時に僕は、「あの頃この薬、治療法あったらあの人も、あの患者さんも今頃元気だったのに・・・」なんて思ってしまうからです。僕にとって、医学の進歩は嬉しいだけではないのです。でももっともっと進歩してもらいたいと思います。