僕の得意な手術は・・ありません!?
ラ・クリニカは開院18周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
ラ・クリニカは開院18周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
外科の頃もそうでしたが美容外科医になってからも、たまに聞かれることがあります。「先生の得意な手術は何ですか?」と。僕は必ずこう答えます。「僕の得意な手術はありません」と。そうすると患者さんの目は必ず(?_?)か(・o・)になります。もちろんその理由をちゃんと説明します。
得意な手術があるということは、言い換えれば他の手術は得意な手術ほどではないということになってしまいます。外科で言えば、胃癌はきちんと取り切れるが他の癌では取り切れないかもしれない、ということになり患者さんの命にも関わってきます。美容外科では命に関わることはないにしても、豊胸はきれいだけど二重はいまいちということにもなりかねません。これでは患者さんはたまったもんじゃありませんよね。
ですから僕は医者になってから手術はもちろん、診察、検査などすべてにおいて不得意を作らないように心がけてきました。その結果、「得意な手術」もない訳です。