15才
ラ・クリニカは開院18周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
ラ・クリニカは開院18周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
あなたは15才の時何をしていましたか?8月のコラムで「赤とんぼ」の歌を聴いた方、歌詞を思い出して下さい。「十五でねえやは嫁に行き・・・♪」という歌詞がありましたね(※注1)。
ということはこのねえやは小学校を出てお手伝いさんとして奉公に出され、15才で結婚したのです。12才で社会人になり色々な義務や責任を負い、さらに15才で嫁いで、嫁ぎ先の主婦として義務や責任を負うようになったのです。
まだ日本が経済的に貧しかった頃、多くの子供達がこのねえやのように小学校を出ただけで社会人として頑張っていたのです。
15才の時の自分を考えると、僕なんか全くの無責任で、思いっきりモラトリアム(※注2)でした(^_^;)つまり思いっきり恵まれていたのです。15才の時の皆さんはどうでしたか?もし自分は恵まれていたと思われたならば、その分をほんの少しでも社会に返してみてはどうでしょうか?
(※注1)ねえや(姐や):お姉さんではなく、女中さんやお手伝いさんのような女の子です。
(※注2)モラトリアム:社会的な義務や責任などを負わなくてもいい期間。