静岡市駿河区の美容外科、美容皮膚科、
医療脱毛女性専用クリニック
ラ ・ クリニカ シズオカ  医療法人社団  静美心会

よくある質問ーその1

ラ・クリニカは開院18周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。

よくある質問ーその1

 たまには美容外科的なことも書こうと思い、今回は毎日患者さんと話しをしていて聞かれることが多い質問について書きます

 第1回目は、脂肪の色です。女性にはとかく目の敵(かたき)にされることが多い脂肪ですが、「(人間の)脂肪っていったい何色なのでしょうか?」と聞かれることがよくあります。

 人の脂肪を見たことがある人なんてそうそういませんから、脂肪というと、ステーキやとんかつに付いている脂身を思い浮かべる患者さんが多いようです。つまり人間の脂肪も白いと思っている方が多いようです。

 クリニカでは脂肪吸引でも目の下脂肪取りでも取った脂肪を必ず患者さんに見てもらいますが多くの患者さんは、「へぇ~こんな色をしているんですねぇ!」と驚かれます。

 これは目の下、つまり目袋をふくらませている原因になっている脂肪を摘出したものです。シャーレの中のガーゼに乗っている黄色いのが脂肪です。赤い細いすじは毛細血管です。一つのシャーレ(直径7センチ)で片目分ですから量も結構ありますよね!この患者さんは「こんな色で、しかもこんなにたくさん持ち歩いていたんだぁ!」とビックリしていました。人の身体にある脂肪はどの部分の脂肪でもこのようにツブツブというかブドウの房(ふさ)というか、そんな感じになっています。

 これは脂肪吸引で取れた脂肪です。もともとは目袋の脂肪と同様にツブツブになっていますか、吸引する際に破壊されてしまいどろどろになっています。この患者さんはお尻と太ももの後ろ側と外側を吸引して20000 CCでした。少しだけ血液が混じってピンク色っぽくなっていますがやはり黄色です。

 では脂肪はどんな触感なのでしょうか?脂肪と言っても所詮は脂(あぶら)ですからヌルヌルしています。

 チリで癌の手術をしていたとき、太った患者さんが多かったのですが、白人の脂肪は日本人の脂肪よりも白くてとてもヌルヌルしていて手術がやりにくかったのを思い出します。手術をする医者にとってもですが、脂肪が多すぎて良いことは何一つありません(>_<)ゞ前回のコラムの続きではありませんが、所変われば脂肪も変わる!です(^_^;)