顔は作れます―その2:魔法の鏡
ラ・クリニカは開院18周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
ラ・クリニカは開院18周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
「キリッとした顔にしてもらいたい」、「優しそうな顔にしてもらいたい」と患者さんに相談されることがあります。二重の手術や隆鼻などが患者さんの希望に対して効果があると考えられればそれらを施行します(もちろん不自然にならない範囲でですが)。しかしその二重や鼻も本人の努力でもっともっと美しく見せることが出来るのです。
人間の顔にはざっと数えただけでも10数種類の筋肉があり、この筋肉が協調して表情を作っています。腕や足の筋肉と同じで顔の筋肉もたくさん使って鍛えれば発達し、使わなければ萎縮して細くなります。
良く笑う人は笑う時に使う筋肉が発達していつでもにこやかな明るい顔になります。よく怒る人は怒っていなくても怒っているように見える顔になってしまいます。この“典型的な例!?”が「刑事の目」「医者の目」と呼ばれるものです。刑事さんは犯罪を、医者は隠れた病気を疑うのが仕事なので独特の目つきになってしまうのです(なりたくないですねぇ^_^;)
ジムなどでトレーニングをする前には必ずストレッチをします。これと同じで顔の筋肉にもストレッチが必要です。 顔の皮膚は皮下脂肪の上に乗っかっているだけではなく靱帯で筋肉にぶら下がっています。これがゆるむとやはり皮膚はずり落ちてきてしまいます(>_<)。化粧品はもちろん多くの美容外科用医療機器でも皮膚の下の靱帯や脂肪、筋肉にはほとんど作用がありません。
朝でも夜のお風呂上がりでも、鏡を前にしたらうんと大げさに顔を動かして顔中の筋肉を動かしてください。そして顔中の筋肉をもみほぐしたら、どんなにつらいときでも、いえつらい時こそ1回、ニコッと笑ってください。最初はぎこちなくても、なりたい表情を意識して作ってください。そしてストレッチとトレーニングです。鏡は使い方ひとつですべて魔法の鏡になるのです。