恐怖と笑顔
ラ・クリニカは開院19周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
ラ・クリニカは開院19周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
そろそろというか、やっとというか、一般の方へのワクチン接種も始まりました。
副作用が恐くて・・・とためらっている方もいると思います。今回のコラムはそんな方、特に若い方にこそ読んで頂きたいと思います。
まず、副作用(※注1)が出るかもしれないのに、なぜワクチンを接種するのか。
それは4つの「ために」です。
新しい初めてのものを怖がる気持、新しい初めてのお薬を怖がる気持は、人間の本能としては、仕方がないかもしれません。(※注3)
しかも5年後、10年後に絶対安全かと問われれば、それに答えられる人間は、どこにもいないと思います。
しかし、人類は、いつの時代も未知の新しい初めての医術を恐れ、おののきながら未来を拓いてきて、だから今の私達がいるということ、これもまた事実なんです。
※注1:「副反応」なんて言葉を使うのは日本ぐらいです。これはワクチンの副作用についての間違った報道が多く行われてきたせいです。
海外ではワクチンでも「副作用」(Side Effect)と言います。
※注2:感染した人が多いほど変異株も多くなります。
※注3:もっとも、ウイルスの遺伝子を身体に入れる研究はもう30年以上も前から始まっているので、今回ののワクチンを新しいとは言えないと思いますが。