「深さ」ー思いやり、愛情の深さについて
ラ・クリニカは開院19周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
ラ・クリニカは開院19周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
思いやりや愛情の「深さ」について考えたことがありますか?「深さ」というとどのような深さを連想しますか?深い思いやり、深い愛情というと深い海のような「深さ」を連想される方が多いと思います。つまり深い所「まで」ある思いやり、愛情です。でも僕はもう一つの「深さ」があると思います。
それは思いやりや愛情が「どれだけ深い所にあるか」という深さです。つまり目に見えるような浅い所にあるか、全く見えないぐらい深い所にあるかということです。例えばクリスマスプレゼント、これは目に見えるものです。これに対して、その人に気がつかれないようにその人のためになるような言葉をさりげなくかけたり、親切をした場合それがどんなに大きくても、その人に気付かれない限り、目には見えない深い所にある愛情ということになります。(説明が下手なので図にしましたが・・・こんな図、書く人なんていないですよね(^^ゞ)
目に見えないやさしさ、思いやり、そして愛情はどれだけたくさんあっても見えませんから気がつきません。でも、誰でもみんなそのような目には見えないたくさんの思いやりや愛情に支えられているのだと思います。
クリスマスプレゼントはうれしいものです。しかし誰でも、数え切れないぐらいの見えないプレゼントをもらって生きているのだと思います。
ちなみに僕がまだ小学生だった頃、母にこんなことを言われました。「人に親切にしても親切にしたことがその人に分かってしまったら、その親切の値打ちは半分になる。僕の母もサバを読んでいるばかりではなく、ホンのたまにはいいことも言うようです(^_^;)
僕だってクリスマスにこんなかっこいいことをしたかった頃もありました・・・
でも外科の頃は、病院以外でクリスマスを迎えたことは1回もありませんでした(>_<)ゞ