なぜワクチンやマスクが必要なのですか?
ラ・クリニカは開院19周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
ラ・クリニカは開院19周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
新型コロナの第8波はもう目の前に来ているかもしれません。「またか」と思われる方も多いと思いますが、「敵」がいる限り戦いは続くのです。負ければ悲惨な未来が待っているだけです。
でも今は夏に比べれば新規感染者が少ないので、「マスクをするかしないか」といういわゆる「マスク問題」が聞かれます。ワクチンの接種もあまり進んでいません。
これらの問題の答えを考えるためには、「そもそも何のためにワクチンを接種したり、マスクをするのか」というそもそもに戻って考えてみるといいと思います。
多くの方は、「ウイルスを移されないため」「重症化しないように」「後遺症が出ないように」と答えるかと思います。この三つは「あなた自身を守るため」ですよね?でももう一つ大きな目的があるんです。
世の中にはカラダが弱かったり、病気で新型コロナやインフルエンザに弱い、
でも病気や体質のせいでワクチンが打てない、といういわゆる「弱い人」「弱い立場」の方もいるんです。そういう方が感染を怖がらずに安心して暮らしていけるにはどうしたらいいのか?
それは周りの人が感染しないことですよね。そのためには出来るだけ多くの人がワクチンを接種して、リスクが高いと思ったらマスクをするということですよね。「弱い人」が安心して暮らしてゆける社会を目指さなければいけないと考えます。SDGsとしても人類の目標にされているのです(※)。
もう一度繰り返します。ワクチンやマスクはあなたのためだけではなく、同じ社会に生きている「弱い人」を守る為でもあるのです。
※ SDGs(エス・ディー・ジーズ):2015年に国連で採択された人類の目標です。一言で言えば、色々な格差をなくして、「誰一人取り残さない」社会を目指す、人類の目標です。