敵はコロナだけではありません:あなたの中の『正常性バイアス』
ラ・クリニカは開院19周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
ラ・クリニカは開院19周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
新型コロナウイルスが大変なことになっています(戦いは始まったばかり)。
新型コロナウイルスに根本的に効く薬はまだありません。ということは、私たちに出来るのは『予防』と『患者さんを増やさないこと』だけです。予防はマスクや手洗いなどです。
では『患者さんを増やさない』ためには何が出来るのでしょうか。
『人混みに行かない』これだけです。簡単に言えば『移さない』『移されない』ことだけです。だから自粛・自粛と言われるのです。しっかりと自粛すれば1・2ヶ月でコロナウイルスは一度は落ち着くはずです。
でも自粛しない人が多いですよね!?どうしてでしょう?
これは『正常性バイアス』という人間の心理のせいなのです。
『正常性バイアス』とは『まだ大丈夫』と思いたがる心理。
この心理のせいで、「静岡ではまだ東京ほどではないし、自分は他に病気もないから大丈夫」と言って外出してしまうのです。
新型コロナウイルスは災害です。しかも前例がないような、さらに目には見えない災害です。日本は災害の多い国です。地震、津波、火山、台風、洪水、毎年のように次々に災害がやって来ます。私達はたくさんの災害を乗り越えてきました。まだ復興が終わっていない災害もある中で、私達はさらにコロナという災害を乗り越えなくてはならないのです。
そのために出来ること、それは日本列島に住む人全員が力を合わせることしかありません。
マスク、手洗い、人混みに行かないなど一人一人が出来ることは小さいですが、この小さい力を合わせていくしかないのです。
東日本大震災の時にも書きましたが、今また日本の力、日本人の力が問われています。
怖がるだけではなく、勇気と笑顔を忘れないでください。
笑顔は免疫力を上げて、コロナにも強くしてくれます。