働いて、働いて、そしてまた働いて
ラ・クリニカは開院19周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
ラ・クリニカは開院19周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
先日、90才を超えた近所のおじいちゃんとお話をしました。その方は戦後、静岡の朝霧高原の開拓に入った8人の一人だったそうで、今も元気なのは3人だけだそうです。
その方の話を聞いていて、那須(※)とチリを思い出しました。那須というと別荘地、と思われる方が多いと思いますが、標高の高い寒い土地は開拓された土地なのです。チリも南米に渡った日系人が最後に行き着いた開拓の地なのです。
チリの日系人や、那須の病院に来た患者さんから当時の話を聞きました。開拓者だったその方達が異口同音におっしゃったのは、「夜明け前から夜中まで、毎日、働いて、働いて、そしてまた働いていた」ということです。「開拓」というとなぜか少しかっこいいのですが、実際はとても大変なのです。
マスコミが過労死を声高に叫んでいます。過労死はよくありませんが、最近の日本は少し贅沢になっているような気がしますが・・・恵まれた時代に生まれたことは確かなようです。
※ 2007年のコラムに書いたように、那須の病院に静岡から毎週行っていました。