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バックナンバー(2017年版)

2017年12月25日 そうか・・・

 「そうか・・・君はもういないのか・・・」、こんな思いが今年もありました。生まれた時から、さよならが約束されているのは、分かってはいたのですが。でも僕は今年1年、生きさせてもらって、また「おめでとう」と言ってもらえそうです(※1)。生きさせてもらった恩に報いたいと思います。

 知恩報恩(ちおんほうおん)という言葉があります。自分が関係するもの全てに恩があり、その恩に感謝して、報いなさいという意味です。この世に産んでくれてありがとう、今年も生きさせてもらってありがとう、という気持ちを少しでも持っていただけたらと思います。

※1:「お正月はなぜ『おめでとう』なのか?」を読んでください。

2017年12月04日 子供へのプレゼント

 子供に贈るクリスマスプレゼントを考えている方も多いと思います。クリスマスプレゼントも素敵なのですが、子供に贈るべきものは何でしょうか?

 前回のコラムで、学問とは好奇心の表れだと書きました。やさしさなどももちろん大切ですが、子供に好奇心を与えることも大事だと思います。「なぜ空は青いの?」、「なぜタマゴは目玉焼きにすると固くなるの?」などと子供に問いかけることも大事なプレゼントだと思います。

 子供の頃、弟と一緒に母に質問しました、「今年のクリスマス・プレゼントは何?」母は答えました、「愛情」・・・僕と弟はひっくり返って絶望の淵に沈みました(>_<)

2017年10月29日 学問とは?

 食欲の秋には関係ない!何て言わないで読んでください。今回は学問についてです。授業はサボってばかり、試験はいつもギリギリだった僕が学問とは・・・な~んて書いちゃいます(^^ゞ

 学問とは?と聞くと、何かとても難しいものと思われる方が多いと思います。でもそんな難しいものばかりではないのです。

 学問とは好奇心の表現、表れだと思います。どうなっているのだろ?何なのかしら?という好奇心の欲求を満たすために、小さなことでも何かをしたり、考えたら、その行為だけで立派な学問なのだと考えます。

 言い換えれば、学問は好奇心を満たすための行為なのです。したがって、それが役に立つかどうかなんて関係ありません。例えば日本人がニュートリノを発見してノーベル賞を受賞しました。この発見は、宇宙の誕生をさぐるためには大きな発見です。しかし、この発見で幸せになった人も、豊かになった人もいません。

 さらに、学問には1番も2番もありません。しいて言えば、最初に発見した人が1番で、他は全員2番なのです。もちろん1番になろうと思って研究をしたわけではなく、結果として1番になったのです。「2番じゃダメなのですか?」と言った国会議員がいますが、学問というものを全く分かっていませんね(-_-#)

 好奇心は年齢とともに減って来ます。好奇心を持つことは心を若くします。小さくても好奇心を持って、学問をしてみてはいかがですか?

先日、図書館の児童書コーナーで懐かしい本を読みました。皆さんも本屋さんで・・・立ち読みして下さい(∩.∩)

2017年09月03日 今は禍ですか、福ですか?

 あっという間に残暑も終わり、秋風がマスコミの「夏の平和ブーム」を消し去ってきたようです。

 さて、いま、このコラムを読んでいるあなたは禍(か:不幸せ)の中にいますか、それとも幸福の中にいますか?禍福は糾える縄の如し、という言葉があります。

 もし病気や失恋などで今はつらい状況にあっても次に来るのは福です。生きていれば幸福と不幸は交代にやってくるものです。不幸ばかりの人生、幸福ばかりの人生なんてないのです。幸福と不幸の紐(ひも)が1本の縄(なわ)のように寄り合わされて人生になっているのだと思います。長い縄はたまには結び目になったり、他の縄と絡んだりすることもあります。でもその中でも1本1本の縄は幸福と不幸を繰り返してゆくのだと思います。たとえ今が禍でも次に来るのは福ですよ。

かふくはあざなえるなわのごとし

2017年08月05日 働いて、働いて、そしてまた働いて

 先日、90才を超えた近所のおじいちゃんとお話をしました。その方は戦後、静岡の朝霧高原の開拓に入った8人の一人だったそうで、今も元気なのは3人だけだそうです。

 その方の話を聞いていて、那須(※)とチリを思い出しました。那須というと別荘地、と思われる方が多いと思いますが、標高の高い寒い土地は開拓された土地なのです。チリも南米に渡った日系人が最後に行き着いた開拓の地なのです。

 チリの日系人や、那須の病院に来た患者さんから当時の話を聞きました。開拓者だったその方達が異口同音におっしゃったのは、「夜明け前から夜中まで、毎日、働いて、働いて、そしてまた働いていた」ということです。「開拓」というとなぜか少しかっこいいのですが、実際はとても大変なのです。

 マスコミが過労死を声高に叫んでいます。過労死はよくありませんが、最近の日本は少し贅沢になっているような気がしますが・・・恵まれた時代に生まれたことは確かなようです。

※ 2007年のコラムに書いたように、那須の病院に静岡から毎週行っていました。

患者さんの治療が終わったら、那須岳が朝焼けしていました。

2017年06月23日 乳がんは外科です

 美容外科には全く関係ないのですが、「検診は受けていますか?」と僕は患者さんによく聞きます。そんなやりとりをしていると乳癌検診は婦人科で受けると思っている方が多いのに驚きます。理由を聞いて行くと2つの原因が分かってきました。

 一つは乳癌が女性特有の病気だと思っている方が多い、ということです。しかし男性だって乳癌になることがあるんですよ。小さいけれど、男性にも乳腺がありますから、男性だって乳癌になるのです。

 もう一つは、静岡市から送られて来る検診の案内です。案内に婦人科の病院が載っているのです!多分、外科だけでは診きれないからそうしているのだろうと思いますが、婦人科医が乳癌を本格的に勉強する機会はめったにありません。実際、総合病院で乳癌はすべて外科が診ます。

 今日も悲しいニュースが流れました。人一倍病気が嫌いな僕は、病気なんて無くなっちゃえばいいのに、と今日も思いました。

2017年05月30日 節操がない日本が大好き

 前回のコラムで日本の食卓には節操がない∈^0^∋と書きました。

 日本は古来、すべてが神様でした。八百万神(やおよろずのかみ)というやつです。山の神、海の神はもちろん、時には病気にも感謝していたのです!!!すべてのものに神様が宿っていると考えていたのです。キリスト教だったらキリストだけなのですが無数の神様がいたのです。節操がないですよね(^◇^)ですから新しい宗教が入ってきても、神様が一つ増えるだけなので、宗教戦争なんてことはなかったのです。

 宗教でも料理でも、どんなものが入ってきてもそれを自分たちなりにアレンジしてしまう、そんな節操がない国に生まれて幸せです。

 すべてのものに感謝して生きる、素敵なことだと思います。病気に感謝するというのは!?ですが、優しさや思いやり・・・病気になって初めて見えて来るものもあるはずです。今日も食卓にはたくさんの「神様」が並びます!?夏の神様も近づいてきます。

フランソワ・ポンポン「シロクマ」1922年
クリニカ・ギャラリーの新人です

2017年04月02日 節操がないのが・・・だーい好き!

 『節操がないのが大好き!?』と書くと『まぁ破廉恥な!』と思われるかもしれませんが、そちらのお話ではありません(そちらってどちら?)。日本の食卓のお話です。皆さんの食卓に並ぶ料理のことです。白いご飯など和食はもちろんですが、中華、焼き肉、イタリア、フランス、インド・・・日本の食卓ってホントに節操がないですよね!(^^)!こんなに節操がない食習慣って、世界中でも他には見当たりません。

 和食という文化がありながら、さらにあちこち浮気をする!地震・台風・・・災害が山盛りですが、そんな国に生まれて幸せだと思います。

 ではなぜこんなに節操がない食卓になってしまったのでしょうか?そこに日本のいいところ、歴史があるのです。どこか?それはまた今度。さて今夜はどこの国を味わおうかなぁ?

2017年03月11日 6年

 もう6年 まだ6年 あれから6年という月日が過ぎました。6年前のコラムで、決して短くはない時間になるだろうが、日本の実力が試される時が来ている、と書きました。

 この6年間はどうだったのでしょうか?日本の、そして日本人の実力はいかがなものだったのでしょうか。

東北の冬は・・・雪解けは・・・
写真:小島一郎

2017年02月07日 発熱も必要!

 今回は少し医者っぽいことを書きます!それは「熱」です。今はインフルエンザのピークですし、風邪などで熱発する方も多いと思います。熱があるとだるいし、嫌ですよね。でも大抵の場合、解熱剤などで熱を下げるのは好ましくないのです。

 そもそもどうして熱が出るのか?それはウイルスや細菌を退治するために出るのです。簡単に言えば熱湯消毒のようなものなのです。それを無理やり下げちゃったら、その時だけは楽になるかもしれませんが、治るのに時間がかかり長引いてしまいます。また、もともと持っている抵抗力も落ちて、病気になりやすくなります。

 ではどうしたら良いか?意識が朦朧とするような高熱以外は、水分を十分にとってお布団の中でたくさん汗をかくことです。熱があって汗だくで寝ているのは辛いですよね。でもそんな時、いま自分は自分の体と抵抗力を鍛えているのだと思って頑張ってください。

 なーんて偉そうなことを書いちゃいましたが・・・医者や看護婦さんは、自分にはすぐにお薬を使っちゃいます!自分に熱や痛みがあっても患者さんの病気やケガは待ってはくれない、ということもありますが・・・なぜか、医者、看護師は普通の方よりも痛みや熱に弱いことが多いのです(特に僕?)!(^^)!

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