日本人は真面目!?-その2
ラ・クリニカは開院18周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
ラ・クリニカは開院18周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
世界中がサッカー・ワールドカップに一喜一憂しています。僕はサッカーには詳しくないのですが、日本代表は実力を発揮できていないそうです。サッカーに限らず日本人は実力を発揮できなくて負けてしまうことが、欧米の選手に比べて多いような気がします。なぜそうなってしまうのか?という疑問が長い間僕の頭の片隅にありました。
その疑問が先日『現代の盆踊り』を見て少し解けたような気がしました。その現代の盆踊りは昔からの盆踊りとは全く異なります。しかしこれは結局『盆踊り』に他ならないと思いました。「今の若者は変わった」と言う言葉はずいぶん昔から言われてきました。つまり日本人は明治の文明開化以来変わり続けてきたのです。でもこの「現代の盆踊り」がヒットしているということは、日本人の心や精神の底に流れている土台みたいなものは意外に変わっていない証拠なのではないかと思いました。
日本の美徳の一つに自制心があります。また調和を重んじ、そのために規則をちゃんと守り、型破りなことは由としない気質もあります。そのような気質は生まれた時からはぐくまれたものでいわば心の遺伝子のようなもので簡単にはコントロールできないと思います。その心の遺伝子がサッカーに限らず、とくに相手と対峙して戦うスポーツでは、日本人選手の闘争心にブレーキをかけてしまうのではないかと考えました。簡単に言えば、真面目すぎる、優しすぎるということでしょうか・・・
どんなスポーツでも、やはり勝ってもらいたい。でも日本の美徳は持ち続けてもらいたい。難しい命題ですね