院長コラム
ラ・クリニカは開院18周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
ラ・クリニカは開院18周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
バストを知りつくした乳腺外科医だから安心
日本乳癌学会・乳腺内視鏡手術手技研究会所属、日本外科学会認定外科専門医
お腹などの脂肪を吸引してバストに注入する美容外科もあります。「余分な脂肪が取れて、バストは大きくなって、しかも自分の脂肪だから安全」と、いいことずくめのように思われます。
ところがバストへの脂肪注入は悪いことはあっても、いいことは全然ないのです。
なぜならば
•脂肪のほとんどは1ヶ月以内に溶けてなくなります(コンデンスリッチなどでも同じです)。
•多くの場合ˎ脂肪を注入された部分は、乳腺の中に固いシコリとなってしまいます。
•バスト全体が硬い固まりとなり、まるで進行した乳癌のようになることもあります。
•その場合の治療は、乳癌の場合と同じで、手術で硬くなった乳腺を切除することになります。
そもそも、バストを大きくされたい方は、脂肪も少ないのです。
バストを大きくするための十分な量の脂肪吸引も出来ないことがほとんどなのです。
ではなぜ脂肪注入をしている美容外科が多いのか?
「余分な脂肪が取れてˎバストは大きくなってˎしかも自分の脂肪だから安全」と思っている患者さんが多いのと、脂肪吸引+豊胸で売上が多くなるからです。
ラ・クリニカ シズオカでは脂肪注入法による豊胸は行いません。
「腹部などの余分な脂肪が取れてˎバストは大きくなってˎしかも自分の脂肪だから安全」
いいことずくめのように思われますがˎ軽視できないデメリットのある方法です。
脂肪注入法を希望される方はそのデメリットを良く認識した上でˎ手術を受けるようにして下さい。