悲しい外来
ラ・クリニカは開院19周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
ラ・クリニカは開院19周年を迎えました。これも、何度もご来院頂いてる多くの患者様のおかげと、スタッフ一同、心から感謝をしております。
もうずいぶん前ですが、夜の救急外来が変わりました。
変わったのは、子供のケガの処置です。
それまでは『お母さんの前で』、ケガをした状況を聞いて、ケガの治療をして、
何かあったら教えてくださいね、それで終わりでした。
ところがお母さんには診察室の外に出てもらい、
診察室の戸も閉めて、僕が子供の気をそらしているうちに、
看護婦さんがその子のカラダ全体を調べるようになりました。
看護婦さんはアザやヤケド、栄養失調がないか、
つまり児童虐待を調べていたのです。
数日前にも子供を殺した親がニュースになっていました。
こんなことをする動物はいません。
殺し合いも続けて・・・
いったい今の人間は何なのでしょうか・・・
ささやかでも心があれば・・・と思います