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バックナンバー(2020年版)

2020年12月29日 オリオン座

 今年も東の夜空にオリオン座が光っています。
でも私達が見ているオリオン座が今もあるかは誰にも分かりません。だって私達が見ているのは500年以上もかけてオリオン座から私達の目に届いた光、言い換えれば、500年前のオリオン座を見ているのですから。今はもうオリオン座は無くなっちゃっているかもしれません!?
 星にも地球にも寿命はあります。でも、それに比べれば人の人生なんて短いですよね。今年コロナで歴史に残る『かも』しれない1年になりましたが、歴史の中ではほんの1ページ。
 ポジティブに生きても、ネガティブに生きても人生の長さは同じ。同じ生きるなら、たとえつらいことがあってもポジティブに生きた方がいいですよね?
 ただしポジティブでも、するべきことをして、弱いものいじめ・誹謗中傷は何億年経っても、『絶対にしてはいけないこと』、普遍的な真理です。

星座はやはり寒い冬が旬ですね!

2020年11月13日 『正義』の使い方

 「正義はどう使うのが正しいのか」って考えたことありますか?
正義は正しいことだから、どう使っても悪いことはないんじゃない?と思う方もいると思います。ところが実際にはそうではなくて、しかも正義そのものがその人によって違い、正義が悲劇を引き起こしたことも歴史にはたくさんあるのです。
 例えばオウム真理教、彼らは犯罪を起こしましたが、彼らは「世界や人をよくする」という『自分の正義』を実現しようとあんな犯罪を起こしたのです。
 最近で言えば新型コロナウイルスに感染してしまった人達を誹謗中傷する『自粛警察』。これも『自分の正義』を「満足させる」ためにネットなどで誹謗中傷しているのです。
 こういった例を挙げてみると、正義って意外に恐いでしょう!?
何か良くないことが起きると人の中に「正義感」が表れます。ではその湧き上がってきた正義感はどう使うべきなのでしょうか。
 まず最初に、『自分の正義』が人を傷つける可能性がないのか、を考えなくてはいけないのはもちろんです。
しかし、そもそも、正義とは振りかざしたり、振り回してはいけないものだと思います。どんなものでも振り回せば人を傷つける凶器にもなります。人の命を助けるメスだって、刺せば凶器になります。
 正義は人を助けるために使う、ということはもちろんですが、自分に突きつけるものでもあると思います。
自分に突きつけて、自分の気持ちや行為が正しいかを確かめ、自分を高める道具でもあると思います。

2020年08月01日 せっかちな君が帰ってくる・・・

 今年も8月、お盆にはせっかち過ぎだった君がもうすぐ帰ってきますね。 結婚式を控えていた君は、白無垢を着て棺の中で、中学の時と同じように微笑んでいましたね。それにしても君はせっかち過ぎでしたね。病気になるのが早すぎですよ。君がなった病気は治せるようになったんですよ。

 オリンピックの水泳選手が君と同じ病気になりました。とてもとてもつらい治療だったと思います。でも彼女は今はもう泳いでいるんですよ。

 今、僕たちは大変な病気と闘っています。まだ治す方法も薬も見つかっていません。でも僕たちは負けません。君にとりついた病気を克服したように、また克服します。

 『かつては死の病だった』、この言葉を聞くたびに、医学の進歩と悲しい思いの両方がこみ上げてきます。

よく頑張りましたね(∩.∩)

2020年06月15日 リトマス試験紙

 リトマス試験紙って覚えていますか?小学校の理科で酸性かアルカリ性かをテストした紙です。今、私達はみなリトマス試験紙でテストされています。

 すべてがうまくいっている時は、どんな人でも明るく優しく「いい人」です。ところがトラブルなどがあると、うまくいっていた時には隠れていた『その人』が出てきます。

 今は新型コロナウイルスで以前のような生活が出来なくなっています。コロナウィルスがいる限り、私達はもう元の世界には戻れません。世界は変わってゆくのです。

 その変化の中で、ストレスなどで『その人がどんな人間なのか』が出てきます。

 『化けの皮』がコロナウィルスではがされてしまうのです。

 その結果、コロナに感染した人や感染しやすい医療従事者、日本中を走り回っているトラックの運転手さんを差別したり、偏見の目で見たりする人が出てきてしまいます。

 『その人が本当はどんな人間なのか』がコロナウィルスというリトマス試験紙でテストされているのです。

 さて、『本当のあなたはどんな人間』なのですか?

本当のあなたは何色ですか?

2020年05月08日 敵はコロナだけではありません:あなたの中の『正常性バイアス』

 新型コロナウイルスが大変なことになっています(戦いは始まったばかり)。
新型コロナウイルスに根本的に効く薬はまだありません。ということは、私たちに出来るのは『予防』『患者さんを増やさないこと』だけです。予防はマスクや手洗いなどです。

 では『患者さんを増やさない』ためには何が出来るのでしょうか。
『人混みに行かない』これだけです。簡単に言えば『移さない』『移されない』ことだけです。だから自粛・自粛と言われるのです。しっかりと自粛すれば1・2ヶ月でコロナウイルスは一度は落ち着くはずです。

 でも自粛しない人が多いですよね!?どうしてでしょう?
これは『正常性バイアス』という人間の心理のせいなのです。

 『正常性バイアス』とは『まだ大丈夫』と思いたがる心理
この心理のせいで、「静岡ではまだ東京ほどではないし、自分は他に病気もないから大丈夫」と言って外出してしまうのです。

 新型コロナウイルスは災害です。しかも前例がないような、さらに目には見えない災害です。日本は災害の多い国です。地震、津波、火山、台風、洪水、毎年のように次々に災害がやって来ます。私達はたくさんの災害を乗り越えてきました。まだ復興が終わっていない災害もある中で、私達はさらにコロナという災害を乗り越えなくてはならないのです。

 そのために出来ること、それは日本列島に住む人全員が力を合わせることしかありません。
マスク、手洗い、人混みに行かないなど一人一人が出来ることは小さいですが、この小さい力を合わせていくしかないのです。

 東日本大震災の時にも書きましたが、今また日本の力、日本人の力が問われています。

 怖がるだけではなく、勇気と笑顔を忘れないでください。
笑顔は免疫力を上げて、コロナにも強くしてくれます。

阪神・淡路大震災ですら復興はまだ終わっていません。
でも私達は乗り越えてきました。

2020年03月03日 カラス

 「あなたはカラスが好きですか?」っと聞かれたらどう思いますか?「好き」と答える人はとても少ないと思います。理由は?と聞くと、ゴミを荒らすとか人を襲うとか言う人がいます。でもゴミを荒らすのは生きていくためにエサを食べているだけですし、人を襲うのは自分の子供を守ろうとするからですから、生き物としては当然のことです。

 カラスが嫌われる一番の理由はあの真っ黒な身体ではないかと思います。もしカラスが白鳥のように真っ白だったら今のようには嫌われなかったと思います。僕はこれは「外見で差別している」のだと思います。カラスを差別したっていいでしょ、と言われるかもしれませんが、同じことが人にもあるのです。

 「見た目問題」とか言われるものです。容姿に表れる「障害」と言われるものが原因で就職や恋愛で差別される問題です。人種差別も見た目問題です。差別とは人の心の暗闇に隠れていて、すきを見せると出てくる厄介者です。

 人は性格も肉体も一人一人みんな違います。これは『種の多様性』と言って、このおかげで人類は生き残ってきたのです(※注)。

 障害という言葉を耳にします。でも「障害」なんてものはありません。あるのは個性、つまり人間の多様性だけだと僕は思います。

※注:もし人間がみんな同じ肉体、同じ体質だったら、コロナウイルスみたいな病気で全滅しちゃいます。色んな人がいるから生き残る人がいて、人類は繁栄したのです。

『大切なのは心や気持ち、中身の色でしょ?』

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