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二重の手術に必要な予備知識

ご案内

 他院で二重の手術をされた方が、「お直し」(修正手術)に来ることが少なくありません。こんな「お直し」は誰だってしたくないに決まっていますよね。
 そのために、二重の手術を受ける前に知っておいてもらいたい知識をいくつか書きました。失敗しないために最も重要なのは『その場のいきおいではしない』ことです。面倒くさいと思われるかもしれませんが『2つ以上の美容外科を受診してから考える』ことです。後悔しないためには、これが最も重要なのです。少しでも役に立てばと思います。

その1:手術の種類

 美容外科の広告を見ると色々な手術があって、普通の方は分からなくなってしまうと思います。しかし多くの美容外科で行われている二重の手術は大きく分ければ次のように切開法と2種類の埋没法、合計3種類だけなのです。

Ⅰ)切開法

Ⅱ)埋没法(まいぼつほう)

1)埋没瞼板法(けんばんほう)

2)埋没挙筋法(きょきんほう)

Ⅰ)切開法:文字通りまぶたを切って縫いますからダウンタイムも長く、

完成しても独特の二重になってしまうので、ほとんどの方にはお勧めできません。
また修正もとても難しいのです。ただ、もとに戻ることがないのは切開法だけです。

Ⅱ)埋没法:まぶたを縫う手術です。

1)埋没瞼板法(けんばんほう)

1点留め、2点留めなどと言われることが多い点で留める手術です。
メリットは手術が簡単で、5〜10分で終わります。
デメリットとしては瞼板(まぶたにある軟骨の板)に針と糸を通すのですから、
痛みや腫れも強く出ます。点でしかとめていないので一重に戻ることも多いです。
また、瞼板の眼球側(まぶたの裏側)に出ている糸が目を傷つけることもあります
デメリットが多いのに二重の手術では瞼板法が最も多く施術されています。
 それはなぜか?簡単で短時間で売上になるからです。大手のチェーンではどの医者でも出来て、コストパフォーマンスが高い(短時間で売上になる)メニューが必要なのです。
1点、2点・・・4点など、とめる点が多いほど治療費を高くしている美容外科が多いようですが、これについては「その5」を読んでください。

2)埋没挙筋法(きょきんほう)

まぶたの皮膚と挙筋(目を開ける筋肉)を糸の輪でつないで二重にする手術です。
メリットは腫れが少ない。腫れている期間が短い。痛みがほとんどないなどです。
デメリットは手術が難しく、手術に時間がかかることです。
 しかし挙筋法を施術している美容外科は少ないのです。
それはなぜか?挙筋法は手術が難しく、時間もかかる(両目で20分以上)からです。

その2:二重の料金

 埋没法で20数万円、まして30万・40万円なんて高額、当院ではあり得ません。ほとんど変わりのない手術をネーミングでランク分けして、高い手術に誘導する営業手法をとる美容クリニックもあるようです。
 広告には安い価格を出して、患者さんをたくさん集めて、実際は高額な手術をさせたいというクリニックもあります。
 細い針や糸を使っても材料費はせいぜい数百円です。だから当院では細い糸も細い針でも追加料金がないのです。まぶたの状態で手術にアレンジを加えることはあります(料金が変わることはありません)。しかしまぶたの厚さや形で基本的な手術方法が変わることはないのです。細い針や糸、麻酔などで追加料金を多く取るクリニックにも注意です。
 HPに「埋没法」としか書いていないクリニックはほとんどが瞼板法(点留め)でしょう。
 HPで埋没法の手術がランク分けされているクリニックで、もし、より高い手術を勧められたら、それは営業手法かもしれませんね。
そのクリニックがどのような姿勢なのかも、このようなところから判断して良いと思います。
★参考までに常識的な料金を書いておきます(税抜)。
1.埋没挙筋法:15〜22万円
2.埋没瞼板法
 (1)1点留め:3〜4万円
 (2)2点留め:3〜9万円
 (3)3または4点留め:次の「その3」を読んでください。
※この料金よりもうんと高かったり、安い場合には要注意です。

その3:3点・4点留めは必要ありません

 3点、4点留めをしたけれども、もとに戻ってしまったという患者さんが少なくありません。保障制度があるはずなのですが、「痛いし腫れるから無料でももうしたくない」と必ずおっしゃいます。点留めの瞼板法はもともとが痛いし腫れやすい手術なので、それを3点や4点もしたらそれは痛くて腫れて当然です。
 2点より3点、3点よりも4点ととめる数を増やせば二重が取れにくい、と思われるのも当然ですが、そんな医学的根拠はないのです。
 むしろ点を増やすと瞼板などまぶたのダメージが強くなるだけなのです。瞼板法はその名の通り、瞼板に糸を通す手術なので瞼板が変形してドライアイなどになります。3点、4点をされた方のまぶたをめくると手術で瞼板が凸凹になっています。
 「あなたのまぶたが厚いから」と言ってとめる点が多くして、より高いメニューをすすめているだけだと思います。たとえ点留めをするとしても、3点、4点なんて必要ないのです。

その4:特別な糸などありません

 特別な二重専用の糸(?)を使った埋没法をされた方が『お直し』に来ました。特別な糸を使うので20万円だったそうです。保障制度で再手術は無料なはずなのですが、手術がとても痛くて無料でももうしたくないと当院に来られました。
 糸が何本も見えるのでまず抜糸をしました。そうしたら写真の糸が出てきました。当院の糸よりも太いし、何が特別なのか全然分かりません???
 二重専用の糸なんてありません。ましてや腫れにくい、戻りにくい糸なんて存在しないのですよ。当院では追加料金なしで細い糸(心臓や脳の血管を縫う糸)を採用しています。

二重で失敗しないアドバイス「特別な二重専用の糸」

その5:まぶたの脂肪を取ってはいけません

 まぶたの厚みを改善したいと希望される患者さんは少なくありません。でもほとんどの日本人は眼球が前に出ているので、まぶたが眼球で前方に押し出され、『まぶたが厚いように見えてしまっているだけ』なのですよ。しかも、『まぶたの脂肪取りは二重には全く効果がないのです。』
 さらに、脂肪を取ると、くぼみ目が強くなって老けて見えるだけなので、行ってはいけない手術なのです。
 まぶたの脂肪取りを施術しているクリニックは、商売的な目的で勧めているだけなのです。
 二重の患者さん全員にまぶたの脂肪取りを勧めて、脂肪の多くない人には脂肪ではなく組織を少しだけ取って、『脂肪をとったふり』をしているという美容外科クリニックもあるようです!

その6:医者の良心

 まぶたが厚いからと言われて、その美容外科で一番高額な埋没法をされた方が来ました。ところが変な二重になってしまいました。直してもらいたいと言ったら、保証制度があるが、6ヶ月は再手術が出来ない(理由は???)と断られて当院に来ました。
 まず、変な二重をもとに戻さないといけないので抜糸をしました。そうしたら写真のように7本(右4本、左3本)も糸が出てきました!しかも1本が2〜3センチもありました(合計15センチ以上、長さもバラバラ!
 どんな手術であれ、まぶたにこんなにたくさんの糸を入れてまぶたに良いわけがありません。売上になるなら何でもする医師の良心が疑われます。

 その患者さんはまぶたが厚いわけでもなく、1週間後に埋没挙筋法をされて、1ヶ月検診でも満足されていました。

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